浸漬型バイザー: 4K Per Eye OLED を搭載した生産性向上ヘッドセット

Feb 15, 2024

仮想モニター アプリのスタートアップである Immersed は、生産性を重視した超ハイエンド ヘッドセットを発表しました。

Immersed は現在、Meta Quest、Vive Focus 3、および Pico 4 用の無料アプリを提供しています。このアプリを使用すると、PC モニターを VR で表示し、完全に仮想的な追加モニターを合計 5 台まで生成できます。

同社は、すでにユーザーが Immersed で週に 40 ～ 50 時間を費やしていると述べ、これが「世界で最も使用されている空間コンピューティング ソフトウェア」であると主張しています。

しかし、Quest や Pico などの一般的なスタンドアロン ヘッドセットは比較的重く、角度解像度が実際のモニターよりもはるかに低く、機能満載のシステム ソフトウェアを実行するため、ヘッドセットを装着してからアプリを使用するまでの時間が長くなります。 そこで Immersed は現在、生産性のユースケース向けに特別に設計された Visor と呼ばれる独自のヘッドセットを構築しています。

Visor は、デバイス側の Qualcomm、PC 側の Intel、そして今年後半に明らかにされる「未公開の AR/VR 技術巨人」との「戦略的コラボレーション」の成果です。 Windows、Mac、Linux をサポートします。

Immersed によれば、このヘッドセットは「一日中」快適に過ごせるように作られており、手のひらに収まるほど小さく、一般的なスマートフォンよりも軽いとのこと。

多くの人が即座に比較するのは、もともと VR ソフトウェアを作成したばかりのスタートアップ企業がリリースした別の超小型ヘッドセットである Bigscreen Beyond です。 Beyond と同様に、Visor もレンズ間隔を各購入者の瞳孔間距離に合わせてカスタム構築されます。

しかし、Visor は技術的にはさらに野心的です。 Bigscreen Beyond はケーブルで接続されており、SteamVR トラッキング ベース ステーションが必要ですが、Visor にはワイヤレス モードをサポートするオンボード チップセットとバッテリーが搭載されており、クアルコムのインサイドアウト トラッキングが統合されています。

また、Visor には両目に「4K」OLED マイクロディスプレイが搭載されていますが、Beyond には 2.5K OLED マイクロディスプレイが搭載されており、Visor には現実世界を見るための「HD」カラー パススルー機能があります。

ただし、Visor の適用範囲もさらに限定されます。 Beyond は一般的な SteamVR ヘッドセットですが、Visor は Immersed の生産性ソフトウェアを使用するために特別に設計されています。 このカスタマイズされたハードウェアとソフトウェアのアプローチは、PC の起動から「数秒」以内に仮想ワークスペースが準備できることを意味すると Immersed は主張していますが、同時にこれが VR ゲームやソーシャル プラットフォーム向けの製品ではないことも意味します。

Visor は 2024 年中に出荷される予定です。予約注文への招待状は今年後半に発送される予定で、現在登録が可能です。 Immersedはまだ価格を発表していないが、3500ドルのApple Vision Proよりも低くなるだろうと述べている。